豊田電気管理事務所

Toyodadenki

2025/8/1 01:36

実施事例

【プラント施設】筑豊・田川地域での竣工検査実施事例

先日、豊田電気管理事務所にて、新設の高圧受電事業所における竣工検査を実施いたしました。高圧受電設備の竣工検査は、設備の安全性と信頼性を確保するための重要な工程です。今回は、その検査内容についてご紹介いたします。

実施した検査項目

1. 外観点検

まず最初に実施したのが外観点検です。設備全体の目視による確認を行い、以下の項目をチェックしました:

  • 機器の損傷や変形の有無

  • 配線の接続状態

  • 表示灯や銘板の確認

  • 清掃状況や異物の混入がないか

  • 安全装置の設置状況

外観点検は基本中の基本ですが、後の試験結果にも大きく影響する重要な工程です。

2. DGR試験(地絡方向継電器試験)

地絡事故発生時の保護継電器の動作確認を行いました。この試験により、地絡故障時に適切に保護装置が作動し、事故の拡大を防止できることを確認しています。

3. OCR試験(過電流継電器試験)

過電流保護継電器の動作特性を確認しました。設定値での確実な動作と、協調の取れた保護システムの構築を検証しています。

4. 接地抵抗測定

電気設備の安全性において極めて重要な接地抵抗値を測定しました。高圧受電設備では、適切な接地抵抗値を維持することで、漏電時の人身事故防止と機器保護を図っています。

5. 直流耐圧試験

絶縁性能を確認するための直流耐圧試験を実施しました。この試験により、ケーブルや機器の絶縁劣化の有無を確認し、長期的な安全運転を保証します。

6. 交流耐圧試験

実際の使用電圧に近い条件での耐圧試験を行いました。直流耐圧試験とは異なる特性を持つ交流での絶縁性能を確認することで、より実用的な安全性を検証しています。

検査結果と今後の管理

全ての検査項目において良好な結果を得ることができ、設備の安全な運用開始が可能であることを確認いたしました。

竣工検査後も、月次点検や年次点検を通じて継続的な設備管理を行い、安全で安定した電力供給をサポートしてまいります。

おわりに

高圧受電設備の竣工検査は、その後の長期間にわたる安全運転の基盤となる重要な作業です。豊田電気管理事務所では、豊富な経験と専門知識を活かし、お客様の電気設備の安全と信頼性を確保いたします。

電気設備に関するご相談やお困りごとがございましたら、豊田電気管理事務所まで お気軽にお問い合わせください。

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